地盤調査
地盤調査とは目に見えない地中の堅さ、強さ、
性質を調べることです。
建物を建てる際、地盤調査により地盤の強度を調べ、そのまま地盤の上に建物を建設できるかどうか判断します。
調査方法は、地面の一部にロッドを打ち込んだり、ねじりながら掘り進め、
その時に必要とした力を基に地中の構造を把握するやり方が一般的です。
この調査を基に地盤改良が必要か、
必要だとしたらどのような方法がコスト的にも安全性でもすぐれているかを検討します。
アドバンスではスウェーデン式サウンディング試験により、住宅向けの地盤調査サービスを提供しています。
スウェーデン式サウンディング試験
日本において住宅向けの地盤調査において、もっとも一般的な地盤調査がこの「スウェーデン式サウンディング試験」です。
1. スクリューポイントを取り付けたロッドの頭部に1kN(100kg)まで荷重を加えて貫入を測ります。
2. 貫入が止まったらハンドルに回転を加えて地中にねじ込み、25cmねじ込むのに必要な半回転を測定します。
通常の地盤調査は住宅基礎の直下を数ヶ所測定し、地盤改良が必要かを判断するもっとも重要な資料とします。そのため、手違いによる測定ミスややり方による測定数値のぶれ、記載ミスによるデータ違いなどのリスクを減らす必要があります。
アドバンスではこの「スウェーデン式サウンディング試験」をフルオート調査機により行います。正確な数値が調査でき、小回りもきき、人手で行うよりも短時間で調査できる特徴があります。
数ヶ所の調査でも通常は半日で測定を完了させることができます。
地盤調査事例
地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を実施したことによる地盤調査事例です。
愛知県知多郡阿久比町の地盤調査事例
この土地は、過去に田として利用していましたが10年以上前に区画整理により埋め立て現在のような住宅地に変わりました。
地盤調査(スウェーデン式サウンディング試験)を実施したことにより軟弱地盤であること明らかになりました。
データの結果、建物が沈下する恐れがあり4.5mの柱状改良工事を実施しました。